だんぞうの歴史
明治に創業。初代店主から数えて、5代目として今現在に至ります。110年以上に渡り、商いを続けさせていただいています。
もちろんずっと順風満帆だったわけではありません。時代の流れの変化や大手の進出など、これまでに幾度となく逆風が吹く時もありました。その逆風を受けとめ、私たちの商いの形を変化させながら、ここまで来ることができました。
最初は、呉服店として反物や着物の取り扱いから始まり、衣装や布団などの花嫁支度、日常生活に欠かせない洋服など。また、地元、東浦中学指定学生服指定販売店として、今では制服や体操服なども取り扱っています。
さらに、衣料とはまた違う形で、ピアノ教室や水素水・オゾン脱臭除菌機などでもお客様に関わらせていただいています。
そして、これからも時代の変化を受け入れつつ、地域の皆さまのための商売を続けてまいります。
末長くご愛顧いただけますと幸いです。
地域への想い
~地域に密着した商い~
私たちの商いは、反物から始まりました。
創業当時は、反物から仕立てをした着物を着ていた時代。山をひとつ越えた先の工場に勤める女工さんたちが、貯めたお給金で好みの着物を仕立てるためにお店に来てくれていました。
時は流れ、着物から洋服へ。そして寝具や制服へと、いつの時も「生活に、人生に寄り添う商品を」と取り扱うものを変化させてきました。
これも、明治に始まり、大正・昭和・平成と3つの時代を超えて令和の今に至るまで、地域の皆さまの声を伺いながら、この地に根付く商いを目指し、地域の皆さまとの関係を育むことができた結果の現れと、私たちは感じています。ありがとうございます。
昔から当店をご利用いただいるお子さんが大きくなって親御さんになり、かつての親御さんが祖父母になって、お子さんやお孫さんの成長に合わせて、必要なものを買い揃えにいらしてくださいます。
こんなふうに世代を通じてお付き合いが続くこと、これが地域に密着した商いの嬉しさ、やりがいそのものなのです。